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【これが最速】英語の語順ルールは「動詞の構文」を覚えるのが合理的

英語の語順ルールは「動詞の構文」を覚えるのが合理的

お悩みさん

英語を勉強していますが、英語の語順になかなか慣れず、直ぐに日本語の語順になってしまいます。英語の語順を覚えるコツが知りたいです。

このような悩みをお持ちの方は必見です。
この記事を読まられた方は、合理的に英語の語順ルールを理解できるようになります。

友田コーチ

オンラインビジネスコーチの友田です。
「学ぶ人も教える人も、新たな日常を!」をコンセプトに、完全個別でコーチが伴走しながら最短距離で目的地に進める『Learn Globe COLLEGE』を運営しています。

そもそも日本人が英語を難しく感じる理由

英語の語順を覚える上で、皆さんに知っていただきたい事実があります。

残念ながら、日本人が英語を話せないことは世界でも知られています。
以下の2021年版「EF EPI 英語能力指数」をご覧ください。

引用:statista 「English, The Global Language?」

引用:EF EPI

上記は2021年度版の世界112ヶ国・地域で約200万人がEFSETを受験した結果です。

位:オランダ
位:オーストリア
位:デンマーク

と、ヨーロッパの国々が上位を占め、4位はシンガポールと続いています。
ちなみに、オランダは3年連続1位です、

ランキングは、さらに5段階に分類されています。
1位から13位のルクセンブルクまでの国々が「Very High/非常に高い」となっています。「非常に高い」の英語力の定義は、「ネイティブスピーカーと英語で交渉ができるレベル」を指します。

アジア地域の順位をみてみると、4位のシンガポールに続くのは18位フィリピンと28位マレーシアで、英語レベルはともに「高い」となっています。

そして、日本は「Low」レベルの78位です。ガーン!
日本の近隣諸国では、32位香港、37位韓国、49位中国が「標準的」な英語力で、お隣の韓国は大きく日本の順位を上回る結果となっています。

ヨーロッパ諸国の言語は、英語と同じ語順【SVO型(主語+動詞+目的語)】になり、韓国語やトルコ語が日本語と同じ【SOV型(主語+目的語+動詞)】になることが、英語習得に大きく影響していることは間違いありません。

英語は語順が命

車やバイク・自転車の運転など、安全に場所を行き来できるのは交通ルールがあるからですよね。
例えば、赤信号になれば無意識に体が反応して止まります。
「赤信号=止まれ」の交通ルールのように、英語の語順ルールが「英文法」になります。

友田コーチ

「英語は語順が命なんですよ!」
単語の順番で意味を成している言語が英語です。

一方で、日本語は文脈が高い言語なので、語順が入れ替わっても意味が通じます。

日本語

パターン①
「私は週末に、レポートを書くための資料を探しに図書館へ行ったの。」

パターン②「私は週末に図書館へ行ったのよ、レポートを書くための資料を探しにね。」

上記の日本語を英語にすると↓

英語

I went to the library last weekend to find some materials for my report.

英語の場合は、語順を入れ替えることはできません。

「5文型」が存在するのは日本だけ

日本では「5文型」という5つの型を使って文法を学んでいます。
この5文型を使っているのは、なんと世界でも日本だけなんです。びっくりですよね。
(以前は韓国と台湾も使っていました)

私もアメリカ人の友人に「5文型って知ってる?」と聞いたことがありますが、「何それ?」と言われました。
なぜ、日本だけ「5文型」が生き残っているのか?

それは、日本人の「型にはめる」というパターン化が得意な国民性が、教える側も学ぶ側にも「設計図」として重宝されてきたからです。

英語を長年勉強していても話せない人や伸び悩んでいる人の多くは、英文法の型だけを一生懸命覚えようとしてしまうからです。

次の章では、英文法に翻弄されることなくネイティブレベルに近づける学習法をお伝えします。

英語の語順ルールは「動詞」から学ぶのが最速

【これが最速】英語の語順ルールは「動詞の構文」を覚えるのが合理的
■動詞の構文(Construction)

では、どのように語順を理解したらいいのでしょうか?

先述した通り、日本以外に「5文型」という概念はありませんので、イギリスやアメリカでネイティブが英文法を学ぶ時は『動詞』から学んでいき、日常生活でよく使われている動詞の使い方から慣れていきます。

ここからは非常に大切なことをお伝えしていきます。

文の主役は「動詞」

語順のルールを覚えるには、一番重要な「動詞」を幹と捉え、そこから枝が伸びていくイメージを持つことです。動詞(幹)にはそれぞれ決まった「枝の張り方」があり、その枝に沿って名詞が並びます。
これが私たちが構文(Construction)と呼んでいるものです。
動詞の構文を理解することで、語順のルールを習得し自由に英語を使いこなせるようになります。

まとめ

いかがでしたか?語順で意味を成しているのが英語です。
主役である「動詞」をイメージ化して体得していくことで、自由に英語を使いこなせるようになります。

ぜひ、今日からトライしてみてくださいね。
もし、一人で取り組むことが不安な場合は、ゆか先生の相談室をご活用ください!

友田コーチ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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